英語の話題ではありませんが・・・『彼と彼女のソネット』 (「日本語訳詩」ではなくて、「日本語詩」なんですね)

学生時代から大貫妙子は好きでしたが、その中でもお気に入りの曲です。

もともとはフランスで大ヒットした曲を、始めは原田知世が大貫妙子の詩でカバーし、その後大貫自身のアルバムの中に入りました。

大貫は今でもよくライブなどで歌い、定番の曲になっています。




そしてこれがElsaによるオリジナルです。大貫のアレンジよりもポップ調で、これはこれで良い曲ですね。ただ、日本語訳の詩を見ていて、思わずハッとしました。




大貫による日本語の歌詞とある意味全く違うのです。

何十年もの間、私はずっと日本語訳詩だと思っていたのですが、よく見ると「日本語詩 大貫妙子」となっています。

たいていはオリジナルの詩を訳すのがふつうなのでしょうが、こういうこともあるのですね。今さらながらですが、とても驚いています。


Wikiでは次のような説明になっています。

原題「T'en va pas」は「行かないで」という意味で、自分や母親を見捨てて出て行こうとする父親に行かないでと懇願する歌である。シングルとして発売されるとヒット・チャート連続8週間第1位を記録し、売り上げ130万枚を計上した[1]


日本では1987年の日本盤発売時に「哀しみのアダージョ」という邦題が付けられた。その後1994年のシングル再発売時に副邦題として「彼と彼女のソネット」がつけ加えられた。この副邦題は原田知世大貫妙子の日本語詞によりカバーした際のタイトルである。エルザ自身による英語版のタイトルは「Papa please don't go」となっている。


最後は原田知世のものです。(最近どうだか知らないのですが)歌も演技もお世辞にも上手だとはいえない彼女ですが、私はデビュー当時から彼女が大好きです。

ただこの映像は目のやり場に困ってしまいますが。

リンクが切れていたこともあり、tomojpさんのすてきな車窓の風景をバックにしたものに変えました(2015/6/14)。




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