今日はintriguingを覚えましょう~Britain To Foreign Workers: If You Don't Make $50,000 A Year, Please Leave


NPRからですが、なかなかShockingかつintriguingな話題です。

Britain To Foreign Workers: If You Don't Make $50,000 A Year, Please Leave



タイトルに対する次の文章はなかなかいいですね。


Critics say a government plan to slash immigration is discriminatory because it would unfairly affect charity workers, tradespeople, artists and others who aren't paid well.
一般にはwho make enough money, who earnとするところでしょうが、このように受動態にすることで「彼らの能力や責任とは別に」といった環境要因や職業の選択要因といったニュアンスも多かれ少なかれ伝わります。

英語学習者はこの辺りのニュアンスは捉えて欲しいでしょうか。

英辞郎からです。
intriguing
【形】興味[好奇心]をそそる[かき立てる]、興味ある、魅力的な、面白い、不思議な
    ・I really don't understand it, but it sounds intriguing. : よく分からないけど面白そう。
    ・Some Westerners find it intriguing that housewives in Japan often have greater control over household finance than husbands do. : 西洋人の中には、日本では主婦の方が夫よりも家計の実権を握る場合が多いことを不思議がる人がいる。
    ・The best detective stories are the ones that are the most intriguing. : 最高の探偵小説は、好奇心をかき立てるたぐいのものだ。
10、発音intríːgiŋ、分節in・tri・guing
intriguing case
《an ~》興味深い事例[症例]
intriguing clue
興味深い手掛かり
intriguing discussion
興味をかき立てる議論
intriguing events
興味深い出来事
intriguing evidence to support
~を裏付ける興味深い証拠
intriguing idea
《an ~》興味深い考え[アイデア]


******************


これから下は戯言です(笑)。

私は企業勤務であることもあって、基本的には公正に加えて、「公平なレベル」での自由主義経済を信奉しています。が、例えば雇用・収入については、現在の日本の雇用問題のように個人の問題に安易に帰することが出来ない可能性は多々あるだろうと考えています。特に派遣の問題、そして一時期の新卒の就職難などは当事者に対して本当に気の毒だと思います。自分自身はアメリカで似たような不利をさんざん跳ね返してはきましたが。

また、給与が高い職業が「高貴」かといったらそんなことはけっしてありません。もちろん力のある人はどんな環境でも何とかしていくのでしょうが、例えば一般の人々は同じ能力だったとしても、あるいは同じような仕事による貢献量(仕事量と定義を変えています)だとしても、たまたま入った会社やその環境次第で収入は大きく変わるでしょう。

さらに自分は真似できないでいますが、私から見ても能力の高い人間が、ボランティアに近い形のNPOなどで限られた収入し得ていない友人・知人をたくさん見てきています。逆に本当に立派だと思います。

今回のNPRの記事はこうした論点を、「抑制の効いた形」で取り上げていますね。

一方で日本やこのUKだけでなく、移民の国「アメリカ」でも本音の部分では常に題名にあるような議論はあるし、社会制度としてある程度行われています。例えば、私が直接体験した永住権の審査では、より多くの資産を持ちアメリカの雇用につなげるための投資優先枠や、高学歴のものにスポーツ・芸術といった特殊技能を有するものに対する優先枠が「あからさまに」存在します。

http://www.interq.or.jp/tokyo/ystation/america1.html

私は中学時代までに両親を亡くしたこともあって、いわゆる苦学生に部類に入り、学部で就職することを選びました。日本で某社の就職では大学院生と差をつけないということで、かつ対等以上にやってきたつもりですが、こちらで永住権を得ようと思ったらアメリカは予想以上の学歴社会で「しまった」と思いました(笑)。米国では最終学歴が全てで確か第2優先枠に入れず、第3優先枠だったと記憶しています。

しかし、逆に、国全体に立った視点によるルールとしてはそれはそれで当然だとも思います(笑)。

その一方で、アメリカ、特に民主党政権のアメリカでは国内に家族がいたりする場合の移民に対する救済措置はそれなりに考えられていると理解していますが*、その点が国としての度量の深さだろうと思います。
*: 詳細はもう少し調べる必要があります。

また、例えばカリフォルニアの農場は(主に)メキシコからの移民による格安の労働力を期待している事情もありますが、おそらくUKでも社会、経済的には低賃金の労働力に助けられているという現状もあるでしょう。

UKの、いやCameronの思惑をいろいろ確認する必要はあるでしょう。一方で、国の治安と安全、それに加えて、国民全体による社会保障負担を考えた場合のreasonable範囲での自助自立、一方で国と国民全体に対する経済的・文化的効果といった両方の視点からの議論が必要なのでしょう。

まだ背景も含めてしっかりとは事実・情報収集、検討はできていませんが、いろいろ議論があってしかるべき案件だろうと思いました。


The important thing is to identify the "future that has already happened"
Peter Drucker






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