爆走、2日間で約2500km。運転中、ひたすら英語のシャドーイング(Shadowing)でした♪ (2)
自動車の安全運転に支障をきたすような恐れのある方、あるいはケースでは絶対に真似しないでください。ある程度、運転中の気晴らしもかねて程々にできる人、そしてそのような交通状況に限定しての内容です。
前回のエントリーでは走行距離2500kmがどれくらいなのかをアメリカ地図と日本地図を重ねた形で表現してみました。
今日のエントリーは私の車のお供、英語のシャドーイングについてです♪
実は今回の長距離運転だけではありませんでした。
1月から働く環境が変わり、車での通勤が片道約40分となりました。せっかくなのでラジオでNPRを聴きながらシャドーイングすることとしました。
本当は口からしっかり音を出すのが最良なのですが、運転中に気をとられすぎると危ないので、1人だけの時でも基本的にオウム返し式に口だけ動かすか、あるいは小声でやっていいます。
仕事帰りの疲れているときはできないこともあったし、40分間みっちりできるわけではないのですが、それでも平均すると通勤日は1日30分から40分以上は続けていたと思います。
アルコムの皆さんを始め、英語の上級者にはこのシャドーイングという発音トレーニングはすっかりお馴染みだと思います。基本的に耳から聞いた英文をその音を頼りにそのままオウム返しに口から発音します。
もともと通訳者向けの訓練として発達してきたと記憶していますが、上級者になるとオウム返しだけではなく、3語遅れ、5語遅れと時間差をつけることによって通訳者として必要となる「話された英語を頭の中にretentionする力」もトレーニングしていくと読んだ記憶があります。ちなみに私も昔、独学で通訳検定の2級を受けていたとき(結局確か2回1次まで通りましたが、2次で落ちました)にこの3語遅れや5語遅れはtryしたことがありますが、3語遅れでも集中力が持たず、はや数行で滅茶苦茶になってしまう始末でした。
参考(この他にもたくさんあります)
http://www.eigokyoikunews.com/columns/taishukan/2009/01/post_1.html
http://dokugakuenglish.com/shadowing/shadow/sw4/
私はずっと基本的に独学で英語を学んでいますが、この5ヵ月半の通勤の往復のシャドーイングはとても効果があったようで、自分でもだいぶ発音が良くなってきたのではと感じています。ネイティヴから聞き返される頻度が減ってきていると感じています。まだまだこちらのESLで徹底的にPhonicsで鍛えられた子どもたちのようにはいきませんが、リスニングでもLやRだけでなく全ての音に敏感になってきました。
同時にNPRとその関連放送局のプログラムの内容は良質で、いろいろな分野で勉強させてもらっています。
さて、今回の長距離運転ではNPR系のものが受信できるときにはそれを、でなければFMでもAMでも何でもいいので英語の番組、CMをオウム返ししていました。それに疲れると景色を眺めたり、あと自分で現在の自分の課題となっている音をひたすら繰り返しました。
英語の発音に関してこの数年の私の課題は子音と母音をしっかり発音し分ける、あるいは子音の後に本来ない母音が入らない(日本語のカタカナ英語にならない)ことでしたが、これはだいぶ改善されました。
途中の休憩を入れて、初日は正味8時間半、2日目は12時間半でしたが、そのうち70%以上は何らかの形で口を動かしていたと思います。
次回はもう少し私が現在取り組んでいる発音練習のポイントについて書きたいと思います。
The important thing is to identify the "future that has already happened"
Peter Drucker
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