【Nolanの画像で覚える英語シリーズ, 言葉の贈り物 I'm an idea man Chuck 】Night Shift 夜勤
さて、近年同名のTVシリーズあるいは映画がリリースされているようですが、今回紹介するものは1982年「Night Shift」です。日本では「ラブ IN ニューヨーク」として公開されているようですね。
今では巨匠となってしまいましたが、まだ駆け出しの頃のRon Howardの2作目、主演のHenry Winkler(私は見ていないのですが、Happy Daysが有名)に加えて、Michael Keaton(Batman、Birdman)、Shelley Long(Cheers) といった個性派俳優が集います。
売春婦を含めて下ネタ系のお笑いも多いこともあって評価は分かれていると思いますが、私は気軽に見ることが出来ることに加えてRon Howardらしくホロリトさせるシーンが多く、お気に入りの1本です。
惜しくも「Birdman」でOscarを逃したMichael Keatonですが、この映画ではon-fire、乗りに乗っています。(英辞郎に「乗りに乗って」という表現は載っていませんが、かなり近いですよ!)
Youtubeで良いものがなく下記トレイラーはRotten Tomatoesからですが、その下のYoutubeのものはいくつかのシーンを切り出したものです。
トレイラー
Night Shift Trailer (1982)
名場面シーン
あらすじ(ネタバレ注意)
City morgue(死体安置所)に勤めるChuck Lumly (Henry Winkler)はBossの身内(?) が入社するとともに夜勤(Night Shift)へと追いやられます。そんなところへ自称「アイディアマン」Bill Blazejowski (Michael Keaton)が相方として加わります。フィアンセとの結婚生活を夢見てひっそりと静かに過ごしたい彼ですが、仕事場の死体安置所で会った売春婦Belinda Keaton(Shelley Long)は何とアパートの隣の住人! 彼女のトラブルを助けるうちに、Billの「アイディア」で売春婦のAgent会社を設立して生活が一変します。
自分たちを「Love Broker」と称して、ますます奇想天外なアイデアに走るBill。さてその結末は。
ドタバタ喜劇ながらも、ところどころでホロリとさせられ、エンディングのRod StewartのThat's What Friends Are Forへと続きます。
オープニングのアップテンポなテーマ曲 Night shift (Quarterflash)と対をなして、しんみりと心に響きます。 実はこの導入部分、NYCの治安の悪さも描出していて、怖いんです。映画自体はここに収められた椅子に縛られて落とされる男が殺し屋から逃げ回るシーンからスタートします。
その直後にこのアップテンポのテーマ曲につなげていいのかという批判は日本人からありそうですが、これもRon Howardらしくサクッとやっています。
それでは、まずはオープニングから。
そしてエンディングです。
さて、翻訳や通訳をやっている方々なら、「Night Shift」と聞いてすぐに「夜勤」と思い浮かべるのでしょうね。私は英語のまま楽しんでしまっているので、こうした気の利いた訳語は思い浮かばず、アメ リカで日常的に耳にする「ナイト・シフト」で頭に入ってしまっています。
morgue(死体安置所)で繰り広げるパーティのシーンでは何と、これも駆け出しのKevin CostnerがFrat Boy #1という役柄で登場します。あと、サンドイッチを配達する男にVincent Schiavelliはなぜあんなに短いシーンで存在感があるのでしょう。
以下はiMDBとRotten Tomatoesからの引用です。Chuckを形容する言葉として、下からstraight-lacedを、そしてiMDBからnebbishをピックアップしました。
straight-laced
【形】 〔限度を超えて〕お堅い、道徳的な
・I was raised in a straight-laced [strait-laced] family. : とても厳格な家庭で育った。
レースできつく締めた服を着た
nebbish
【名】〈俗〉意気地なし、つまらない人
A nebbish of a morgue attendant gets shunted back to the night shift where he is shackled with an obnoxious neophyte partner who dreams of the "one great idea" for success. His life takes a... See full summary »
Straight-laced Henry Winkler takes a night-shift job as a morgue attendant. Winkler falls under the spell of wheeler-dealer co-worker Michael Keaton. Keaton's latest plan is to turn the morgue into a nocturnal brothel, for the benefit of anything-goes hooker Shelley Long -- and, incidentally, to line their own pockets.
あとあまり英検には出ないでしょうが、pimpで売春の斡旋人(Billの言葉を借りればLove Broker)、whoreで売春をする人のことですね。pimpも売春婦だと思っていましたが。
あと私が好きなQuotesです。
Bill:
I'm an idea man Chuck, I get ideas, sometimes I get so many ideas that I can't even fight them off!
Chuck Lumley:
As we sit here and idly chat, there are woman, female human beings, rolling around in strange beds with strange men, and we are making money from that.
Bill Blazejowski:
Is this a great country, or what?
※英語学習の奮闘記です。
- 通検2級は2次で撃沈、TOEICで900点越え (英語学習の奮闘記)
- 帰任・英検受験時代 (英語学習の奮闘記)
- アメリカ駐在・TOEFL受験時代(英語学習の奮闘記)
- 入社して(英語学習の奮闘記)
- 序章:いつかはアメリカへ (英語学習の奮闘記)
※英語教育および自己啓発関連です。
- 英検、特に英検1級を目指す方へ: 一見停滞していると思われる時にこそ、自信を持って~
- 大人だってやらされないとできないこともある
- 週末に英語の発音トレーニング ..
- 日本で英語を教えていらっしゃる方々へのご参考です
- えっ、私が幼児向けの英語教室 !? (1)
- えっ、私が幼児向けの英語教室 !? (2)
※アメリカでのESLの様子の紹介です。
- 子供たちは憧れのバイリンガルだと期待していたけれど
- ママのアメリカ滞在日記(その24:ESLの授業中・・・!?)
- ママのアメリカ滞在日記(その36:小学校の教室)
- ママのアメリカ滞在日記(その35:ランチパーティ)
- ママのアメリカ滞在日記(その12-13:英検を受けました2と3)
コメント
コメントを投稿