It’s the abilities, not the disabilities, that count (Nolanの言葉の贈り物(13))
Druckerの名言からの言葉です。
荻生徂徠の、土光さんも引用している、次の言葉にもつながるでしょうか。
人はその長所のみを取らば、すなわち可なり。
短所を知るは要せず。
この項では二つのエピソードが書かれています。順番は前後するのですが、一つは第2次世界大戦(WWII)のFranklin Roosevelt大統領の内密の相談相手(confidential adviser)だったHarry Hopkins。
(おそらく)高齢で歩くこともままならず、今まさに生命のともし火を消さんとしている彼ですが、相談相手の貢献度としてはWinston Churchillも下記のように評したと言います。
He did not lose effectiveness thereby; on the contrary, he became as Churchill called him once, “Lord Heart of the Matter” and accomplished more than anyone else in wartime Washington. Roosevelt broke every rule in the book to enable the dying Harry Hopkins to make his unique contribution.
もう一つは、鉄鋼王Andrew Carnegieの墓碑に記されているという次の言葉です。
Here lies a man
Who knew how to enlist
In his service
Better men than himself.
始めこの言葉を読んでピンときませんでした。多少バージョンの違う説もあるようですが、次の意味ですね。ひょっとして誰かがオリジナルを分かりやすく現代風に表現して、それも残ったのかも知れませんが。いずれにしてもよい意味です。
自分より賢き者を近づける術知りたる者、ここに眠る。
Here lies one who knew how to get around him men who were cleverer than himself.
いずれにせよ、表題のDruckerの言葉に加えて、とても非常にいい言葉ですね♪
ただし、この墓碑銘の話は私にとっては未だにミステリーです。長くなったので、この部分のお話は今週の終わりに続きます♪
追記
Druckerの文章は下記の電子書籍から引用しています。Drucker, Peter F. (2009-10-13). The Daily Drucker (p. 17). HarperCollins. Kindle Edition.
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