青春時代の終わりと始まり オフコースと私 (1) 『Nextのテーマ ~僕等がいた~』

英語とは関係ないのですが、とても懐かしい曲を見つけたのでシェアしたいと思います。

高校から大学教養時代にかけてオフコースが大好きで、特に古い曲は歌詞もほとんど覚えています。紹介する曲は、小田和正とともにオフコースをつくった鈴木康博が脱退する直前の最後のアルバムから『Nextのテーマ ~僕等がいた~』です。


小田和正と鈴木康博に憧れて、当時理系科目だけでそこまで圧倒的な冴えのなかった私は東工大は無理にせよ、東北大に行きたいと思っていました。鈴木は東工大の確か機械工学科、小田は東北大の建築から早稲田の大学院へ進みます。

ただし、結局、どうせだったらと、私の場合は津軽海峡を越えてさらに北国の大学に行くことになるのですが。

地元では寮祭や冬に寮の2階から雪にダイブすることで有名な大学寮にいたのですが、フォークおよび今でいうJ-POP系は吉田拓郎と中島みゆきなどが流行り、オフコースファンは多少軟弱というレッテルもあり、私も小さくなっていました。といっても、猛者どもの集まる寮の中でおとなしい私も、珍しく自己主張で公言していましたが。

この曲とアルバムが出たのは大学1年から2年にかけてだったと思います。このアルバム、そしてこの曲で私の中のオフコースは終わりました。

http://embed.nicovideo.jp/watch/sm12294569

当時から歌詞における小田の悲痛な叫び、そして去ることを決意した鈴木の心、その両方が痛いほどわかる気がしました。

ただ、なぜかこの曲を聴きながら、またもう一歩踏み出してみようという気持ちになりました。
下手をするとこのビデオも消されてしまうかも知れませんが、間に合ってよかったです。

The important thing is to identify the "future that has already happened"
Peter Drucker






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