気分は堤真一 ~ 海外の方々との三本締めはとても良い経験になりました

この2週間は腰痛が完治せず、不安もあったため、辞退することも考えていたのですが、せっかくの機会なので音頭を取らさせていただくこととしました。

アメリカで日本や海外から要人を集めた式典なので緊張しましたが、何とか大役を果たせたと思います。実は日本でも音頭を取ったことがなかったので、Youtubeで探してイメージを膨らませました。

これは堤真一でしょうかね。多少義侠もののようなのでもう少し海外向けにアレンジするとして、下記の二つのビデオはカッコいいですね。参考になりました。



でも、三本締めだけでなく、手締めを初めて体験するアメリカ人、海外の方々ばかりの中できっちり音頭をとって決めることができるでしょうか・・・(汗)。最後は開き直っていましたが、気が気ではありませんでした。


実は主催者の意向によるアレンジがあり、実際には樽酒の鏡開きの音頭に三本締めということでした。こちらではお寿司にもカリフォルニア・ロールやスパイシー・ツナ・ロールといったアメリカ風のアレンジがありますが、今回の「締めではない三本締め」も今から考えるとけっこう盛り上がり、それはそれで良かったと思いました。

参考までに私が考えた(一人)スキットを最後に載せておきますね。最後の締めではないため、この点も配慮しながらも、簡単に意味合いを加えて輪を尊ぶ日本人の精神と文化を紹介させていただきました。

皆さんだったらどう音頭を取るのでしょうか。とても興味があります。
スピーチの際に三本締めを簡単に紹介して聴衆と練習することにしたのですが、ウケと食いつきが良かったので、実際には練習は2回としました。ただ、本番の前に鏡開きの前の写真撮影やタイミング合わせがあって間が空いてしまってどうしようと思いましたが、アドリブで本番前に、"Do you still remember the rhythm?"と笑いを取りながらも、練習はしませんでしたが“Iyo-o, 1 2 3, 1 2 3, 1 2 3 , 1"と思い起こしてもらいました。

実はこの“Iyo-o, 1 2 3, 1 2 3, 1 2 3 , 1”と数字をカウントしたのが、海外の方には分かりやすかったようです。当初は“Iyo-o, cha cha cha, cha cha cha, cha cha chan, chan"としていたのを直前に数字のカウントとしましたが、これは大成功でした。

終わった後に、何人かの方には「3 x 3 + 1ですね、覚えましたよ」と言っていただきました。

その他、何よりも気をつけたこと― Clapが間違ってもCrapと聞き取られないように(笑)、このLの音だけははずさないようにしました(笑)。

前回の「ずいずいずっころばし」の発音特訓の話は滑ってしまいましたが、これも含めていくつかNolan流の発音特訓の成果もあって、大丈夫だったと思います。 いずれまた紹介しますね。


Hello, my name is Nolan. Here, per our President’s wish, we’d like to do a Japanese tradition, everybody together - called 3-Bon Jime, or 3 sets of Hand-Clap Ceremony.

We need your help for hand clap, please.

This is what we gonna do.

First, I will make a trigger to synchronize by shouting, “iyō'o.”

Then, we go together, hand-clap, like this. “Iyo-o, 1 2 3, 1 2 3, 1 2 3 , 1, 1 2 3, 1 2 3, 1 2 3 , 2, 1 2 3, 1 2 3, 1 2 3 , 3.”

Each set has 10 hand claps.iyō'o, 1 2 3, 1 2 3, 1 2 3 , 1…,  3 x 3 + 1 equals to 10, then we repeat three times, which is 3 Bon.

In Japan, the number 10 has a kind of meaning of perfect, with which we pray for and wish you a good luck and happiness.

Especially for this occasion, the 1st set is for the hosts, the 2nd set is for the guests, and the 3rd one is for our entire precious moment we share.

Ok, Let’s practice some. Give me small claps, please.

“Iyo-o, 1 2 3, 1 2 3, 1 2 3 , 1, 1 2 3, 1 2 3, 1 2 3 , 2, 1 2 3, 1 2 3, 1 2 3 , 3.”

Very good. Well, everybody, OK? Are we ready?

OK, here we go!

(ここからは堤真一になり切りです(笑). 多少異文化を感じていただけるよう、日本の伝統ぽく、前口上しました.お手を拝借の英訳としてPlease help us hand-clapを考えていましたが、全員のリズムを取ることを優先してあえて省略しました)

Celebrating Company ABC's anniversary and our precious moment, Sanbon Jime!!

“Iyo-o, 1 2 3, 1 2 3, 1 2 3 , 1, 1 2 3, 1 2 3, 1 2 3 , 2, 1 2 3, 1 2 3, 1 2 3 , 3.”

Thank you very much, everybody being here! Let’s enjoy Japanese sake.

Nolan


The important thing is to identify the "future that has already happened"
Peter Drucker






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