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4月, 2014の投稿を表示しています

ピンチ、アメリカの中学校から子供が呼出し (2)

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皆さんにはいろいろコメントいただき、ありがとうございました。さて、前回の続きです。 先生とポリスとの話から予想通りだったこともあり、ママから情報を入手して事前に考えていたことを実施することにしました。 教頭先生との面談における私のポイント 基本的には、処分内容が軽微であることの確認、息子の配慮が足りずに騒動のきっかけとなった点については謝罪、ただし作成物はナチスのシンボルではなかったことの説明と学校側の了解、という3つの内容となりました。 (追記: あと思い出しましたが、そのslipには「息子が作ったのはナチスのシンボルではなかった」と最終的に追記してもらいました)

ピンチ、アメリカの中学校から子供が呼出し (1)

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先日、いきなり息子の中学校の教頭先生から電話が入りました。驚いたことに、生徒指導の一環で教頭先生の部屋に呼び出されているようです。 こんなことは初めてです、どうしたらいいのでしょう ? 一瞬、喧嘩でもしちゃったのかなと思いました。アメリカ人ではないことから、ちょっかいを受けることが度々あとことがあると、以前聞いていたからです。 しかし、どうも違います。日本でいう「技術」の授業で、息子が提出した木工の課題で、どうも第二次世界大戦中に使用された問題となるSymbol があったというのです。

Science Is Not an Intelligence Test ~研究者として成功するためには『Nolanの言葉の贈り物(15)』

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NYTのWebsiteの科学記事がなかなか面白く、最近いくつか読んでいます。 私は研究者ではないのですが、今回読んだ記事はいろいろ参考になりそうだと思いました。何ごとにも共通点は見つけ出すことは出来そうですね。 私の子供たちにも読んで欲しいと思って取り上げましたが、皆さんももしよろしければ♪ Harvard大学の教授を辞め、シアトルにあるAllen 脳科学研究所(Bill GatesとともにMicrosoftの共同創設者のPaul Allenが2003年に設立)に移ったDr. Reidについての記事を読みました。

IQのQって何でしたっけ~

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ある論文を読んでいてIntelligence quotientと言葉が出てきました。 Quotientは数学の授業等では「割り算の商」、あるいはニュース等では確か「持ち分」という意味でいう意味で使われますね。 ただIntelligence quotientとなると、その人の「知能レベル」という大意は掴めているのですが、いま一つピンと来ていませんでした。 英辞郎で調べると、「あ、なんだ」という感じでした。IQのことだったのですね。ちなみに日本語では知能指数と呼んでいますが、私が知っていたQuotientの訳語からは「指数」という言葉は思い浮かびませんでした。 逆に「指数」という日本語を英訳しようとして真っ先に思いつくのが、私ならindexでしょうか。 参考までに、いつもの通り英辞郎からです♪ quotient 【名】1.《数学》〔除算の〕商(の整数部) 2.《数学》(100分)率、割合 3.割当量、持ち分 4.〈話〉程度、度合い intelligence quotient 知能指数◆【略】IQ 表現パターンintelligence [intellectual] quotient 指数 ◾exponent《数学》(累乗の) ◾index《数学》(累乗の) ◾index hand ◾index number(統計数値の)〔物価や雇用統計などの数値をある年度を100として表し、他の年度をそれとの相対的な数値で表すもの。〕 ◾index number《数学》 ◾index numbers ◾Potenz〈独語〉 ◾power《数学》 よろしければ、クリックいただけると嬉しいです♪ にほんブログ村   アメリカ合衆国(海外生活・情報) ブログランキングへ

今日は時事英語表現です akin to murder

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救助作業が難航している沈没した韓国のフェリーの件は、アメリカでも連日ニュースとして大々的に取り扱われています。 ただでさえ痛ましい事故なのに、多くの犠牲者が高校生であると思うとやるせない気持ちでいっぱいになります。 次の朝日新聞の Web のものから朴大統領の言葉ですが、アメリカでは CNN などいくつかのマスコミに加えて、イギリス BBC も akin to という言葉を使って取り上げていますね。朴大統領あるいはその通訳が使ったのか、あるいは韓国語での言葉を欧米のマスコミが訳語として使ったのかは分かりませんが。 韓国沈没船の死者64人に、 朴大統領 「 殺人 に等しい」と船長ら非難   大学受験時なのか、英検受験時か忘れましたが、頻出熟語として出てきたと思います。 下記は BBC からの抜粋です。 South Korea ferry: Arrests as President condemns ferry crew 21 April 2014 Last updated at 08:43 BST South Korean President Park Geun-hye has condemned the conduct of some of the crew of the ferry that sank last week, calling it " akin to murder ". Her comments come as authorities confirm four members of the crew have been arrested, for leaving the ship before the evacuation was complete. The captain has already been arrested. The BBC's Jonathan Head says the fact that the disaster is being felt as a national tragedy means that the president has to show solidarity...

懐かしい映画を見つけました♪ 『Fantastic Planet』

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多少オタッキーなSFのアニメ作品ですが、学生時代に初めて見たときにけっこう衝撃を受けた映画です。 その後数年して、奇遇にも入社したときの同期にこの映画を持っている男がいて、貸してもらったのを覚えています。彼は某大学の映画研究会だったと記憶しています。 作成自体は確かフランスだったのと思いましたが、チェコとフランスの合作のようですね。   ファンタスティック ・ プラネット - Wikipedia 可能性は少ないと思いますが、『風の谷のナウシカ』に出てくるオームが、上記Wikiの記載にあるオム族に引っ掛けていたとすると、かなりシュールですね。 オム族 地球人に良く似た容姿で、原始的な生活を営む。原語の「オムス(Oms)」はフランス語の「オム(hommes、 人間 )」から来ていると思われる。ごく一部のオム族はドラーグ族のペットとして飼われているが、大多数は虫ケラの様に扱われ、害虫駆除の感覚で定期的に大量虐殺される。その方法はドラーグ族の技術的、精神的な発展の高水準さと、皮肉に対比させられている。   もし、興味のある方がいらっしゃいましたら♪   にほんブログ村 アメリカ合衆国(海外生活・情報) ブログランキングへ

マレーシア機探索、次の一手

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機体の行方の鍵を握るといわれてきたBlack Boxからのping信号ですが、いよいよバッテリの残量がなくなるようですね。とても残念です。 次の一手をどうするのか、船上や潜水艦等から超音波探知なのかと考えていましたが、専用の探査潜水艦を海底に沈めて超音波探知をかけるのですね。 以下CNNからです。 How do underwater sonar subs work? Underwater vehicle surfaces early 海面からの探知に比べて、たしかに効率はだいぶ上がりそうですね。それでも、まだまだ可能性のある海域は決して狭くはなく、下手したら発見までまだ時間がかかりそうですが。 私はこの分野の技術に詳しくないのですが、技術的にはちょっとワクワクしてしまいました。もちろん飛行機のCrewおよび乗客の皆さま、関係者には心を痛めつつ、1日でも早く発見させることを祈っています。 よろしければ、クリックいただけると嬉しいです♪ にほんブログ村 アメリカ合衆国(海外生活・情報) ブログランキングへ

plagiarismって言葉、中学生の息子が知ってました・・・

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先日、小保方さんの記者会見を子供たちと見ていました。動画で彼女を見るのは初めてでした。 多少不謹慎かも知れないのですが、写真で見るよりもさらに可愛いのですね。アカデミックの話以外にもなぜこれだけのニュースになるのか、分かった気がします。 一方で、主張自体はあまり強いとは思いませんでした。相変わらずきちんとした証拠に基づいた反論にはなっていないように感じました。 STAP細胞の作成も200回くらい成功しているのであれば、誰もが納得する証拠を提示すれば全てが解決だと思います。論文の杜撰さ、捏造疑惑と剽窃・盗用といった問題は残りますが、私の中で最大の疑問はSTAP細胞の存在自体が真実なのか、それ自体が作り話だったのかという点です。 さて、剽窃・盗用は英語で plagiarism といいます。家族で話している最中に即座に出てこなくて、「pl....., pl--a-g、あれ、何だったっけ?」とやっていたら、中学生の息子があっさりと、「それ、plagiarismでしょ。学校でやったよ~」

アメリカ人が日本語を覚えるときに

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アメリカ人に「問題ない」という日本語を教えた際に、「 Monday night 」という音を借りた話を前回しました。 英語と日本語の間にはお互いに存在しない音があったり、また日本語と違って英語はリズムの言語ですね。 我々が英語の習得 ( 特に発音 ) で苦労していることの裏返しで、逆にアメリカ人も日本語を覚えようとする際に ” 英語に近い音 ” に置き換えて習得しようとすることが多々あります。 この方法の限界として、半永久的にネイティヴと同じ、あるいはネイティヴに近い発音には決してなれませんが、現実的にはかなり一般的に行われているだろうと思います。またネイティヴの日本人並みの発音を目指さないアメリカ人には十分だったりします。 一方で、諦めの悪い私が「アメリカ英語的な発音」に執着しているのと、まったく対照的なのですが ( 笑 ) 。 以前アメリカを訪問中の日本人を対象としたスピーチで、アメリカ人から「いくつか日本語を入れたい」と言われたことを思い出しました。「ようこそアメリカへ」と「おはようございます」を入れたのですが、その際次のような発音方法を参考として追記しました。 翻って考えると、アメリカ人は日本語の音を「このように捉えている」、あるいは「捉えようとしている」のですね。英語の発音矯正に取り組んでいる方にはちょっとした考察の余地があるかも知れません。 Welcome: If in context that he is welcoming a person’s visit to Florida, In Japanese        "Yo u koso!" Pronunciation    yoh-koh-soh Ref: http://wiki.answers.com/Q/How_do_you_pronounce_welcome_to_Japan_in_Japanese Good morning! In Japanese        "O-hayo-go-za...

Monday Nightが好きなアメリカ人 ♪

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先日、英語の言葉として定着した日本語について紹介しました。 今回は私が身近に経験した、アメリカ人が好んで覚えた日本語についてお話しますね。 皆さん、お察しかも知れませんが、文字通りに「月曜の晩」が好きなわけではありません(笑) さて、何だと思います? ヒントは、音として似ている日本語を連想してみてください!

え~、こんな日本語あったっけ~?

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さて、日本語由来で英語の言葉と定着したものも少なくありません。 これもWikiにもありますが、その他にも次のサイトなんかは面白かったです。 10 everyday English words that were originally Japanese ほとんどのものは「ホウホウ、なるほど」といった感じでしたが、次の言葉分かります? 私は分かりませんでした。 ginkgo rickshaw ginkgoは銀杏、rickshawは人力車なんですね。銀杏は「いちょう」、あるいは「ぎんなん」という読み方を間違って伝えてしまったのか、中国から持ってきたのかなとも考えてしまいます。 それとも昔は、漢語風にこう呼んでいたのでしょうか・・・ ? あと、「少し」はskoshと綴られるようですね。 妙に勉強になってしまいました(笑) よろしければ、クリックいただけると嬉しいです♪ にほんブログ村 アメリカ合衆国(海外生活・情報) ブログランキングへ

あるわ、あるわ、フランス語語源の英単語

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先日、私が長年覚えられないできた、charlatan (ペテン師)という単語がフランス語由来という話から、私も含めて一部で楽しくやり取りをさせていただきました。 調べてみると、フランス語由来で英語として定着した言葉がネット上でもいくつかまとめられていますね。英検1級くらいだと、たまにこういう単語も出てきますよね。 ここではWikiのもののリンクを紹介しますが、たくさんのページに分かれていて夥しい数ですね。とても全ては追い切れません。( 単語数を絞ったリンクを後述 )

STAP関連の記事から使えそうな表現です(1)

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先日、理研の最終報告のニュースを取り上げている英米メディアの記事を一部紹介しました。 その際、時間がなく端折っていたのですが、下記の単語等はこの際まとめて覚えたほうが良いと思い、まとめますね。 私自身は charlantan  charlatanは、過去見たような・・・、でも、覚えていませんでした。 (* Didgeさん、ありがとうございます。訂正します。) いつもの通り、私が普段使っている英辞郎Pro ( http://eowp.alc.co.jp ) からです。

使用後の生木のクリスマスツリーです

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去年の暮れですが、下記のような投稿をしました。が、忙しくて、クリスマス後に生木のクリスマス・ツリーがどうなるのか写真を撮り損ねてしまいました。 生木のクリスマス・ツリーです~ ちょうど思い出して、ネットからの情報をまとめたのでご参考です。

【英米での報道】 理研の調査委員会の最終報告

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STAP細胞のNature論文について理研の調査委員会の最終報告と幹部による記者会見がありましたね。こちらの夕食の時間だったこともあり、子どもたちへの教育も兼ねて、ニコ動で見ていました。 この件は、私自身も当初理研とマスコミによる大々的な発表に嬉々としてしまった反省もあって、逆に成り行きを見守っています。 分かりやすいこともあってコピペの部分だけが大きく取り上げられ過ぎてきたきらいもありますが(もちろんこれはこれで呆れてしまうのですが)、私にとってのポイントは、どちらかというと次の通りでした。 1. 画像の使い回しは意図的だったのか 2. 意図的な画像の加工はあったのか 3. 若山教授のリクエストとは違う系統のマウスの細胞を渡した点も意図的だったのかどうか 4. 上記の1~3は不注意だったのか、捏造に値するものだったのか 5. 捏造だった場合に小保方さんだけだったのか、共著者も関与していたのか 6. そもそもSTAP細胞は存在するのか。存在したのか。 若い小保方さんはもちろん、彼らも研究者としての将来とキャリアがあり、慎重な調査が必要でした。が、私が前回STAP細胞の件でまとめた時点(2014/2/22前後)では、既に多くの方が今回の報告レベルまでは予想できただろうと思います。 しかし、私にとって上記のポイント5についてはいま一つ、理研の最終報告は説得力に欠けるような気がします。 そして何よりも知りたいのが上記の6のSTAP細胞の存在そのものですが、これについては一向にメスが入っていません。今回は上記この6のほかに、3も調査項目に入ってはいないという点は了解していますが。 私は理研は、研究体制を含めた監督責任はあると思うのですが、基本的には研究者本人たちがきっちり真実を話すべきだろうと考えています。あまりに理研が統制するので、逆に私などは理研の"組織的な不正"、あるいは"理研幹部の不正をかばっている" のではないかと勘ぐってしまいたくなります。 さて、今日現在アメリカ、イギリス等のマスコミが取り上げている英文記事をざっと目を通しました。AP (Associated Press)の配信が元になっているものが多そうですが、英米でもそれなりの大きさで取り扱われています。全部の...