ママのアメリカ滞在日記(その34:学校では 2)



我が家のママがむかし書き溜めた、アメリカ滞在を始めた頃の日記です。最近では当たり前になりましたが、日本から来た当初は、全てが目新しくて、ビックリ仰天、目が点になることも多かったです♪








ちなみにwarningは警告、slipはこの場合は名詞で「細長い紙切れ」という意味です。一つ面白い表現としてpink slip (解雇通知) があります。これはけっこう頻出ですかね。解雇通知は本当にピンクなのか諸説はあるのですが、おいおい調べてみたいと思います(笑)♪



今回の記事の背景

以前、今いる学校区では中学以上になると、日本のようなクラス担任やホームクラスがあまりないという記事を書きました。

ママのアメリカ滞在日記(その30: え~ 意外 2 )
 

この時アルコムではいろいろなコメントをいただいたのですが、その中に日本の学校では事件等があると、すぐ学校側の管理責任が問われるというものもあり、いろいろ考えてしまいます。

 http://alcom.alc.co.jp/users/180757/diary/show/311657

日本の学校の様子は・・・

ニュース等で見聞きする日本の学校の様子は悲惨なものも多いですね。もっともニュース性のあるものの方が海外まで聞こえて来やすいという側面もあるので、全てが全て悲惨なわけでもないだろうとも思いますが。


例えば先生による行き過ぎた体罰はもっての外だとしても、一方でいじめや荒れた生徒の暴走などは逆に学校側や先生に同情してしまいます。体罰自体は肯定はしませんが、一部の親も生徒もやりたい放題というケースもあるのではと想像しています。

アメリカの様子は

アメリカは貧富の差が大きく、特に貧しい地域では荒れた学校はその程度も数も日本の比ではないでしょう。一方で一般的なアメリカ人の子どもたちが通うようなところでは、逆にこうした生徒はすぐに何らかの形のペナルティを受けるようです。


Warning  slipは軽微な方で、最悪警察に通報されたり、退学もあり得るとも聞きます。(高校まで義務教育なので、別の学校に移されるようです。Drop outしてしまうケースも少なくないようです〕



以前日本で

私たち家族はもともと、NHKニュースの映像にも出てきた"荒れた中学校"のある学区に住んでいました。そのせいもあって、ある本で読んだように、今の時代は自分の子どもは親が守らなければならないと感じていました。


もっともこうした問題を起こす生徒たちも個々には根っからの悪い子ではないケースもあって、どうしたら更生できるのか、その将来の心配もするのですが。


しかし、私の小・中学校時代にもいじめや校内暴力はあったのですが、現在の状況はもうそのレベルはとっくに通り越しているケースも多いのではないでしょうか。中には犯罪といえるものもありそうです。学校に責任があるものもあるのでしょうが、現状を見ると、全てに渡って学校責任だけを声高に叫ぶ論調は一面的で、間違っているのではないかと思います。





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