ママのアメリカ滞在日記(その26:ところ変われば・・・)



我が家のママがむかし書き溜めた、アメリカ滞在を始めた頃の日記です。最近では当たり前になりましたが、日本から来た当初は、全てが目新しくて、ビックリ仰天、目が点になることも多かったです♪



 ※ 国際コミュニケータとして意識していることなどを書いてみました~ でも、政治問題等にはあまり深入りするつもりもないので、サラッと読んでいただければ♪ 





立場が違うと見方がガラッと変わる

こういう例は他にもあるかも知れませんね~ タンポポ (dandelion) も西洋のものは"西洋"タンポポですね。


多少例が違うのですが、学生時代に韓国人家庭の子どもの家庭教師をしていました。そこの一家には本当に良くしていただき、貧乏学生だった私は一週間のうちまともな食事は家庭教師の日だけだったりしました~


もっともそのやんちゃな中学生の子どもが、「先生、これ、ししとう」というので食べてみたら、実際は青唐辛子で ひどい目にあったりしましたが(笑)!


とても印象的だったのが、終戦記念日に当たる日に、親御さん含めて「先生も一緒に行こうよ」と韓国の人たちのお祭りに誘われた時のことです。公園で韓国の伝統的な踊りなどが繰り広げられていましたが、『光復節』っていうんですね。ご存知の方も多いかも知れませんが。


立場が違うと見方がガラッと変わる - 学生時代の私にとってはとても貴重な体験でした。



「(彼らの主張、行動の背景には) 何かある」

上記の言葉は海外赴任の前にある先輩が言っていたのですが、今でもたまに思い出します。


例えば外国人と仕事をしていると、皆さんもそうでしょうが、日本では考えられないびっくりすることが多々あります。一方で(例えば)アメリカ人と話していると、逆に日本人の考え方や仕事の進め方などに彼らも驚いたり「何でそんなに細かいんだ」というケースも多々あります。


国際社会で生きていこうとすると、国どうし、あるいは民族どうしで自分の立場、自分の国の立場を主張しなければならないケースは少なからずあります。私自身もどうしても認識にバイアスがかかってしまうことはあるとは思いますが、それでもなるべく客観的に判断しようとは努力します。


私も「男は黙って〇〇〇」、あるいは映画の中の高倉健さんに憧れてきたのですが、どうしても相手の主張が違うと判断される場合には、当然言い返します。


ただこうしたケースでも相手の立場、自分や自国の立場の双方を考えた上で、(なかなかできませんが)可能であればさらに第三者的な観点も考えた上で自分の主張を整理し、言うべきことははっきり言うようにしています。


実はものすごく不思議なんですが・・・

私だけかも知れませんね、次のような感覚を持つのは・・・ でも例えば隣の韓国あるいは中国の人としゃべる時に、西洋の言語である英語を使うことに、違和感こそありませんでしたが、昔はとても不思議な感覚にとらわれました~ 最近は慣れっこですが(笑)


私の学生時代はエスペラントの本も出ていて、私もいくつか読みました。でも、,ある時点でほぼ迷わず英語にまっしぐら!


私自身の美学は今でも「男は黙ってサッポロ〇〇」ですが、国際社会でやっていくには、相手を問わず、日本男児として勝負しなきゃいけないところは頑張ります~ (けっして偏狭な意味ではなく ♪ )



特に若い頃は(実は今でもです~(笑))複数相手のアメリカ人に対する英語での議論も絶対負けてたまるかという意気込みでした~(笑) 最近は、単純なロジックをもとに喧々諤々の激論ではなく、合気道のようにロジックに加え相手のせりふを利用しながら主張すべきところは通すというのが理想ですが!





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