B級、いやC級映画ですが(笑) 「A League Of Their Own」

おそらくあまり評価は高くはないとは思いますが、実は気楽に見れる内容であることもあって、個人的にはマドンナの歌うエンディングの曲とともにけっこう気に入っています♪

第2次世界大戦中のアメリカ、男は戦争に駆り出され、女性だけのプロ野球リーグが誕生します。かなり脚色はあるでしょうが、基本的にはドキュメンタリーに近い映画です。
全米女子プロ野球リーグ - Wikipedia 


主演はPhiladelphiaやForrest Gumpでアカデミーを獲るちょっと前のTom Hanks、そしてGeena DavisとMadonnaらが出演。Tom扮するJimmy Duganは話題づくりのためにリーグの強豪チームの監督を務めますが、現役時代に6度のホームラン王を獲ったスラッガーも引退後は酒びたりの毎日です。Tom Hanksは役作りのためにかなり体重を増やしたそうです。

GeenaはJimmyと同じチームで投打の大黒柱でリーグ随一のスター選手、Dottie Hinsonを演じます。

あと、リーグのGMを演ずるDavid Strathairnが相変わらず渋いですね。





人種差別はもちろん、女性はうちにいるべきだという古い価値観の中、スタート直後から閑古鳥が鳴き、観客の嘲笑を浴びながらも奮闘する選手と関係者の姿がコミカルに描かれます。

何でも一番の姉の存在にいつも隠れてしまうKit。姉Dottieに対する葛藤が随所に現れます。

また、時代を反映して、Tryoutで合格しながらも書かれた自分の名前を読めずにその場で狼狽する文盲の選 手とすかさず助けに走るもう一人の選手、試合前のミーティング中にあるチームメンバーの夫の戦死を知らせる電報を配達するシーンなどなど、私は単純にホ ロッと来てしまいます。

批判的に見る映画ではないと割り切って、完全に娯楽としてみていることもありますが。

いくつか台詞は下記リンクにありますが、私はけっこうKitに肩入れしながら見てしまいます。
 http://www.imdb.com/title/tt0104694/quotes

Kit Keller: You ever hear Dad introduce us to people? "This is our daughter Dottie, and this is our other daughter, Dottie's sister." Should've just had you and bought a dog!


今でも相当数のアメリカ人はところかまわずSpitするので汚いのですが、Tom扮する酔いどれ監督のJimmyは言葉も態度が相当下品なのは、演出とはいえ、マイナス点かな。


よろしければ、クリックいただけると嬉しいです♪
にほんブログ村 英語ブログ アメリカ英語へ

コメント

このブログの人気の投稿

いつもドキドキです~(アメリカでの散髪)

こういう電話は大変なんです~

ママのアメリカ滞在日記(その45:英検結果発表~)